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永井 晴康; 都築 克紀; 小林 卓也
Extended abstract of 9th Annual WRF Users' Workshop (Internet), 4 Pages, 2008/06
数値環境システムSPEEDI-MP開発の一環として、メソスケール水循環及びエネルギー循環を詳細に再現する水循環結合モデルを開発した。結合モデルは、大気,陸面,水文,海洋波浪及び海流モデルから構成される。各モデルの計算は、並列計算の異なるプロセスとして同時実行され、モデル結合プログラム(モデルカップラー)が、計算制御とモデル間のデータ交換を並列計算通信ライブラリ(MPI)を用いて行うことで結合を実現する。結合モデルの初期版は、米国の大気力学モデルMM5,原子力機構で開発した陸面モデルSOLVEG及び水文モデルRIVERS,米国の波浪モデルWW3及び海洋モデルPOMを用いて構築した。現在、米国の最新大気モデルWRFの導入を進めており、性能試験としてMM5とWRFそれぞれの結合計算結果を比較した。現状では、WRFの性能を十分に引き出せていないため、MM5の結合計算が観測値に近い結果であった。